だれ一人取り残さない防災 ぼうさいこくたい2023報告
100年前の9/1 関東大震災が発生したことにより、9月1日を防災の日とし、節目となる2023年は多くの防災イベント、防災番組が放送されました。関東材震災当時 実際におこった悲しい「福田村事件」も公開され、すこしずつ上映館を増やしています。私も先日鑑賞してきましたが、集団心理とデマの恐ろしさ、パニック時だからこそ正しい防災知識を多くの人が持ち皆で助け合うことが大切 と痛感しました。
ぼうさいこくたい2023 DAY1 DAY2
閑話休題
9/17,18に横浜国立大学で開催された ぼうさいこくたい2023のご紹介
17日は 一般財団法人危機管理教育演習センターとなでしこSATチームによる「なでしこSATチームから恐竜君と一緒に学ぶ災害時の救出救護ワークショップ」に参加してきました。
てこの原理 中学の理科で習ったけれど災害時に活かして救出するなんて 体験していなければ災害時に動けないと思う。事務所にたくさんあるコピー用紙、自宅にある本・カタログ、そしてバールを使います。3人以上ではさまれている左右片方ずつにカマセていき、十分な空洞確保ののち 救出。事務所にはほぼ女性社員だけになるので、来年の訓練では全社員でワークしたいなと思います。会社にはバールいくつもあるけど、社屋に1本移動させる必要がありますね。自宅にもバール準備しておこうと思いました。車は載せてると職務質問されちゃいそうですけどね(汗)
翌18日は朝から D&I共創会議のメンバーによるトークセッションに参加させていただきました。会場にいらっしゃった カトー折りを提唱された防災士の加藤祐一さんや おいしい防災備蓄パン缶詰も展開されてるデニッシュ食パンボローニャの役員の方、内閣府の防災担当の方なども 参加いただいて それぞれの立場から見える防災の課題や解決法など 刺激的な意見交換の場になりました。
BCAOでは「関東大震災から100年、これからの事業継続を考える」と題して、災害時の東北大学でのBCP運用事例発表、グローバル企業のBCP策定推進の課題や事業継続を検証する演習事例などのお話を伺えました。
ぼうさいこくたい2023のサイトには 順次アーカイブがアップロードされています。現地は広く同時にたくさんの講義が行われていてあまり拝聴出来なかったので、少しずつ視聴していきたいと思います。
だれ一人取り残さない防災
以前より防災備蓄収納について勉強させていただいている防災備蓄収納プランナー協会では備蓄食品の廃棄ゼロを目指して、ローリングストックや収納術など啓発しています。Facebokグループで持続可能な災害食品コミュニティを立ち上げられたそうです。私も参加してみました!メンバーの方と意見交換や情報交換もできるのでお勧めです。
今回のこうさいこくたいでは 女性 ダイバーシティー 自主防災など だれ一人取り残さないことを目指す次女共助の取り組みやセッションが多いと感じました。中でも注目したのは「消防士向け犬猫の心肺蘇生法体験会」でした。
主催の日本ペットBLS防災学会では消防士向けのペット心肺蘇生術の普及啓発をされています。飼い主である私たちもペットBLSトレーニングセンターによるペットBLS検定講座をオンラインで受講できます。
またペット防災サポート協会ではペット同行避難・同伴避難についての情報提供をされています。こちらでもペット防災サポート士の認定も受けれるようです。15歳以下の子供の数よりペットの数の方が多いといわれる昨今、大切な家族の一員であるペットも一緒に防災出来るように。
内閣府ではいろんな国籍、言葉の方にも日本の災害情報などを知ることができる、スマートフォンのアプリとWEBサイト(気象庁災害情報、NHK WORLD-JAPAN)を紹介するリーフレットを作っています。【コチラ】
日本語・英語・中国語・韓国語の他に スペイン語、ポルトガル語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、タガログ語、ネパール語、クメール語、ビルマ語、モンゴル語のリーフレットがダウンロードできます。お住まいの地域や会社の外国人労働者の方も一緒に日頃から備えていきたいですね。
レジリエンス認証更新を終え
9月〆切で寝屋川興業のほうもレジリエンス認証更新の申請をしました。無事に審査通過できるかドキドキしつつ、自社に出来るペースで実直に事業継続力を高めていきたいです。
そのためにも、11日からスタートする 国内最大級の「危機管理」の総合トレードショー危機管理産業展に情報収集に行ってきます~
次月はその報告をしたいとおもいます~