その避難場所は大丈夫?南海トラフ地震臨時情報&台風
ノロノロ進行と予報円以遠での大雨被害は、従来の台風想定と大きく離れた台風10号サンサン。皆様のお住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか?
コロナ禍や昨今の災害から公共交通機関の計画運休が市民権を得てきたので、運送各社も配送中止や遅延のメッセージを発出が多かったことが記憶に新しいです。ありがたいことに 収集無理しないようにねというご連絡をくださる排出事業者様も多く、出来るだけ収集員とお客様に負担にならない操業を目指し情報収集に努めました。
近年、鉄道各社の計画運休や、自治体が広域避難を検討したりするなど、台風情報の重要性が高まっていることから、社会的ニーズに応じるため 気象庁は台風発生可能性の発表の前倒しなどの検討会が9/4に開催されました。弊社も 収集・廃棄物受け入れ停止の基準設定のタイムライン作成を目指します。
台風では 土砂災害・水害の他、停電についても想定が必要です。
5月のブログでは停電・暑さ対策についてお伝えしています~よかったらご覧ください。
巨大地震注意?! 時間差発生するかも?!
南海トラフ沿いの過去の地震記録から 半割れ・時差発災などの可能性があると言われています。震源予測地域が海沿いとあって津波による甚大な被害も予測されています。
内閣府防災情報のページがとても詳しく分かりやすいのでご覧ください。
隠された地震 昭和東南海地震
安政地震の記録は大まかなことしかわからないが 第二次大戦後期に発生した昭和東南海地震は国内では指揮を下げると情報統制され被害情報があまり多く残されていない。世界各地の地震計の情報から連合国では被害が大きかっただろうと推察していました。当時を検証しているネットニュースからも私たちの取るべき行動も推し量れるのではないでしょうか。
内閣府から南海トラフ臨時情報について、その後の取るべき行動など分かりやすい漫画パンフレットもリリースされています。
巨大地震注意が解除された後
安政東南海地震、昭和東南海地震 それ以前の南海トラフで発生した地震でも多く時差発生していることいは前述のとおり。今回 注意が解除されましたがもう安心 ではなく 備えの強化・防災・事業継続力アップの機会にしていきたいところ。解除後の行動についても 漫画パンフレットに記載されてます。
まずはお住まいの地域、会社や学校での地域が津波被害想定区域かどうか 重ねるハザードマップで確認しましょう。避難場所と津波避難場所は違うのでその場所のリスクを先に知る必要があります。旅行先、外出先でも調べられように防災アプリを利用しましょう。
下が私のスマホの 防災フォルダ登録アプリです。台風10号の時は賑やかでした。
今回 見直したこと
先の巨大地震注意発出で 弊社が見直したことです
車載ハザードマップ●フローチャート追加<携帯使えないときのため
LINEグループ●フローチャート、収集業務中に地震に遭遇した場合の研修資料 追加
BCP事務所ファイル●こども110番の対応マニュアル追加
すこしずつすこしずつ BC力アップです
BCAO関西地域勉強会
レジリエンス認証取得後 事業継続力を高めるために入会した事業継続推進機構(以下BCAO)では組織の事業継続力強化のための様々な取り組みがあり、その一つが地域勉強会です。
8/21に開催された関西地域勉強会は能登地震の振り返り勉強会でしたが、直近の南海トラフ地震臨時情報に対する意見交換で盛り上がりました。その中で災害廃棄物処理について質問されましたが、答えられないことだらけ。事業継続に取り組む企業側としては、発災後に避けて通れない災害廃棄物に対してのイメージを持っておきたいのはとても理解が出来たし、たいしたお答えが出来なくて甚だ申し訳なかったです。
自社の事業継続の強化ももちろんだが、災害廃棄物処理に対して しっかり情報発信できるように今後は研鑽を重ねていきたいと思いました。9月の岡山視察、10月の熊本視察、1月の能登視察を予定し、協会・組合からも情報収集しようと自身の存在意義を強く意識させられた勉強会でした。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次月は岡山視察のお話などできるかな。またよろしくお願いします!