大阪府、寝屋川市・交野市の一般廃棄物収集(ゴミ収集)生ゴミから産業廃棄物まで
廃棄物の事ならおまかせください。引取、持込大歓迎!

株式会社寝屋川興業 
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津波!キケン!にげろ 津波警報いつ安心してよい?

びっくりするくらい短く終わった今年の梅雨。新米シーズンにはお米不足が解消されるか なんて報道もありましたが、今度は雨不足で枯れそうな地域が多いとか。8月入ってようやく 台風のまとまった雨が期待できそうですが どうなることか。大雨すぎて被害が出る地域がないことを祈るばかりです。

現在台風対応のBCP作成中。事業継続というよりも台風対応マニュアルに近いのですが、9月〆切のレジリエンス認証更新登録に間に合うように 事業継続計画をブラッシュアップ検討しています。お陰様で エンタープライズ山要の更新登録は無事審査適合でした。今度のは寝屋川興業の審査です。

7月後半の連休を利用して 広島出張を利用して、高知県にお遍路ひとり旅してきました。【24-28番札所廻れました~】
防災関係のイベントでは高知県の出展が目立っていつも吸い寄せられるのですが、実際の室戸岬周辺の札所巡りと室戸世界ジオパークセンターにお邪魔する間にも 地域の津波に対する備えを目の当たりにして、津波の教訓がしっかり日常なんだと感じました。
室戸世界ジオパークセンターでは 8/31まで防災企画展を開催中です。お近くに行かれる方は 日本の津波観測の技術や 被災の歴史を学べる良い展示でした。オススメです。

室戸沖にあるDONET2 津波観測設備

今まで 津波観測について気にしたことなかったのですが、ジオパークセンターで展示解説されていた室戸沖海底に設置されているDONET2 津波観測設備に大変驚きました。ここまでしっかり津波観測のための設備があるなんて知らず、7月末に起きたカムチャッカ半島地震による津波警報についても 注意深くみていました。

DONET(Dense Oceanfloor Network system for Earthquakes and Tsunamis)とは、日本の南海トラフ域で南海地震や東南海地震の早期検知を目的に構築された海底地震・津波観測網DONET1が熊野灘沖に2011年設置、20地点。DONET2は 室戸岬沖~紀伊水道沖を中心とした海域に2016年設置、29地点。合計で51観測点が南海トラフ周辺の海底に展開されているそうです。
日本全国では、DONET以外にも東北地方太平洋沖などに類似の海底観測網(例:S-net)があります。S-netは北海道沖~千葉沖の日本海溝沿いに154観測点を持つ世界最大級のリアルタイム海底観測網しています。すごい!

津波観測設備については 海底地震津波観測網のサイトに詳しく書かれていますので、ご覧ください。

カムチャッカ半島地震(2025年7月30日)での観測網の働き

2025年7月30日に発生したカムチャッカ半島巨大地震では、日本の太平洋岸にも津波が伝播。S-netをはじめとする日本海溝の海底地震津波観測網が、リアルタイムで津波と地震動を検知し、日本国内への警報や情報発信の基礎データとして重要な役割を果たしました

  • 太平洋沿岸各地域のS-net観測点が実際の波高変化を正確に捉え、日本の太平洋側や千島列島への津波到達予測をより高精度に実現。
  • 海底で観測したデータは、そのまま気象庁や関係機関への即時配信に使われ、「遠地(遠く離れた場所で発生した)津波」に対する迅速な情報伝達・避難判断に直結しました。
  • 従来の陸域観測網のみでは得られない、洋上における実測値のおかげで津波警報の精度と住民への周知までのタイムラグが大きく短縮され、沿岸部住民の早い避難行動などにもつながりました

津波警報・注意報はどう決まるの?

海底地震・津波観測網についての知見を得られ、さらにその津波予測について かなりの精度で予測できることがわかりました。
そこで、津波警報・注意報がどのように発出されるのか。

津波警報や注意報は、地震発生後すみやかに気象庁によって発出されます基本的な流れは、地震発生→地震の規模・位置の推定(約1~2分)→津波発生予測・シミュレーション→津波警報・注意報の発表、という順です。通常は地震発生から約3分を目標に発表されます

発表内容には、沿岸各地で予想される津波の高さや最初の波の到達予想時刻などが含まれます。予想される津波の高さや被害想定に応じて、「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」のいずれかが発令されます。巨大地震で正確な規模推定まで時間がかかる場合は「高さ・巨大」や「高さ・高い」などの表現でまず速報し、規模把握後は具体的な高さ(例:10m超、5m、1mなど)に更新します。

警報・注意報の解除はどう決まるの?

津波は第1波以降、数時間にわたって繰り返し押し寄せ、高い波があとから来るケースも多いです
気象庁は津波の観測が収まり、「これ以上大きな津波が来ない」と判断できた段階で注意報・警報を解除します。
今回のカムチャッカ半島地震のケースでも、「警報→注意報」と段階的に移行し、31日午後4時半にすべての津波注意報が解除されました。

「安心できる」のはいつ?

津波警報や注意報が解除されても「全てがすぐに安全」というわけではありません。
  余震や遅れて到達する津波、また潮の流れが平常に戻るまで時間がかかる場合があります
  解除直後は、港などで高波が観測されたとの情報もあります。
気象庁は「警報・注意報解除後も、念のため数時間は海に近づかない」「専門家も“しばらく様子を見る”ことを推奨」しています
特に夜間や暗い時間帯は海岸に近づかず、自治体や気象庁からの追加情報をこまめに確認しましょう。

100回津波が来なくても、101回目も高台に逃げて

津波情報は、最新の状況を随時チェックすることが最も大切です。警報や注意報が解除されても「津波が完全におさまった」と断定せず、安全を最優先の行動判断が大事ですね。あと!スマホバッテリーも!

今回の報道の中で心に残った言葉は 「100回津波が来なくても、101回目も高台に逃げて」
岩手県産地区地方の言い伝えの「津波てんでんこ」の言葉と共に、しっかりと胸に止めおきたいです。

お陰様で満員御礼!万博防災イベント無事終了

イベント直前まで登壇者みんなで準備に勤しんだ万博防災トークセッション。心配していたけれど お陰様で満員御礼。メディア席も開放するほどの盛況ぶりでした。セッション内容などは 環境新聞さんの記事をお読みください。
関西メンバーだけでなく、千葉の川村姐さん、山梨の渡部郁さん、神奈川の後藤みずほちゃん、和歌山のソマノベースのとっきーとあさりさん、岐阜大の小山先生など 防災だけでなく 多方面で活躍する皆さんとご一緒出来たことは 本当に得難い経験となりました。とても素敵な人ばっかりで良いご縁をいただきました。みんなシゴデキで尊敬~!イベントのフライヤー他 デザインさせていただけて楽しい集中期間でした!みんなで一つのモノを作り上げるって ほんとによかった!

イベントまで準備優先させてもらった妹シャチョーさんとマリコブチョー、そして当日カメラマンで助けてくれた榊ブチョーに感謝感謝の たまシャチョーでした!来月もよろしくお願いいたします。

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