ゴジラ襲来時 我々はどのように操業するか
今月の全体テーマが「ドラえもんの秘密道具」とし、新着コーナーに「ドラえもん」という文字がずらっと並んでほっこりします。10代から50代までいるスタッフ全員、年代問わず皆がすぐに秘密道具を思い出せるなんて 本当に国民的なアニメなんだなと感心する次第。私 たま社長が欲しい秘密道具は「ほんやくコンニャク」です。今ではスマホで世界中の人とも会話できるようになりましたが、宇宙人や動物とは話せないでしょ?「ほんやくコンニャク」でいろんな生き物ともコミュニケーションしたいのが 選んだ理由です。
6つの目標6つのチーム
弊社には 事業部と営業部の区分のほかに、6つのチームが存在します。
ブログやFBページの投稿はそれぞれのチームが自分たちのことを知ってもらったり 皆様のお役に立てる情報をお伝えすることを目的に アップさせていただいてます。
【リスクアセスメントチーム】無事故・無災害が目標。4S運動や社内講師制度などで労働安全を定着させます。
【イメージアップチーム】身だしなみやトラックの清掃、言葉遣い以外にも柔軟なPRで 廃棄物業界全体のイメージアップすることが目標。
【CSR社会貢献チーム】交野マラソンやこどもミュージアムプロジェクト、こども110番の家運動などを通じて、環境保全や地域安全など社会貢献を目指す
【エコアクション21チーム】環境経営マネジメントシステムであるエコアクション21認証取得に携わり、毎年発表する環境経営レポート大賞受賞が目標。環境経営で地球にやさしい操業を目指します。
【お客様満足度アップチーム】笑顔を作る企業としてお客様にもっと喜んでもらえる仕組みづくり、業務改善でCSだけでなくES向上を目指す
【BCP災害対策チーム】どんな状況下でも事業継続することを目的の計画を策定し訓練し実行する。有事の際、地域防災の要になれるような、そんな企業風土と体制構築を目指す。
チームが発足してから丸2年が経過しました。順調に会社を目的に向かって誘導できているチーム、最初の小目標達成を間近に控え、次の小目標を検討しているチーム。
立場がその人を作るとは言いますが、各チームごとに会社を着実に良い方向に導いてくれていて、無茶振りした代表者として本当に頼もしく感じてます。
コロナ禍における事業継続計画
現在 日本のみならず、世界中が新型コロナウイルスと必死に戦っています。弊社はゴミ収集という住民の皆様や企業活動の下支えをする静脈産業として、感染リスクと戦いながら日々業務にあたっています。
事業所を閉鎖させてはならないと、感染予防の取り組みを準備し社内全体で有効に実践されるべく 陣頭指揮に当たってくれているのが【BCP防災チーム】です。
先日 チームから二名が 新型コロナウイルス対策を含む BCP策定セミナーを受講してきました。弊社でまとめた災害(地震)時における事業継続計画の他に、新型コロナウイルスが問題になり始めて直ぐに 弊社で策定した感染予防対策が十分なのか。今後どのようにブラッシュアップしていくか。を勉強してきてもらいました。
セミナー後に リーダー、書記、そして広報担当の3名と共に 食事をしながらの意見交換をする中で 事業継続することが 静脈産業を担う1企業としていかに重要なことか。事業継続計画がきちんと機能するか 自らの取組を専門家の目で評価してもらうことにより、事業継続の更なる改善へのヒントを得るための視座が必要ではないか。弊社として レジリエンス認証について 検討する時期ではないかという話になりました。
レジリエンス認証とは
政府の内閣官房国土強靭化推進室では、国土強靱化の趣旨に賛同し、事業継続に関する取組を積極的に行っている事業者を「国土強靱化貢献団体」として認証する制度を創設するため、平成28年2月「国土強靭化貢献団体の認証に関するガイドライン」を制定しました。
「レジリエンス認証」は、内閣官房国土強靭化室から上記ガイドラインに規定する「認証組織の要件」に適合する旨の確認を受けた「一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会」が、上記ガイドラインに基づく「国土強靭化貢献団体認証」として行うものです(取得団体数195団体:2020年3月末現在)。
一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会 HPより引用
http://www.resilience-jp.biz/certification/about/
新しい目標
認証システムは 一度合格すればOKというものではありません。
エコアクション21チームが取り組んでいるEA21認証も毎年、中間審査、更新審査が必要で、このレジリエンス認証も2年間の登録後、更新審査があります。
年々被害の規模が大きくなる自然災害。目に見えない脅威である未知の感染症。
リアルにイメージできないけれど、映画のような脅威がいつ私たちに降りかかってくるかわからない。
毎年の訓練や手順の見直し、脅威の再見積もりを客観的な第三者機関の審査システムによって、どんな状況下でも事業を継続させる、被害を最小限に抑え、地域防災の要となれるような そんな企業として皆様と共にありたい。そのような想いを胸に レジリエンス認証取得を目指そうと思いました。
ゴジラ襲来時における事業継続計画
今年の豪雨災害は、さながらノアが方舟を作って助かった 七日と七夜降り続いた雨のようです。いや12日雨が続いてるから、ノアの方舟でも危険かも? 他にも聖書には、出エジプト記に10の災が記されています。河川の汚染や家畜の疫病、腫れ物ができる未知の疫病、ヒョウが降り、イナゴの大発生などなど。
神の怒りをかったソドムとゴモラの街は天からの硫黄と火によって滅ぼされたとあります。
長い歴史の中で 繰り返し繰り返し 人類は災に晒されてきたのです。
映画シンゴジラの劇中 ゴジラ撃退のために自衛隊を出動させるうえで、その法的根拠が議論され、火器使用を認める「防衛出動」とした内容に当時の石破防衛大臣が異議を唱えたことが有名になりましたね。
ゴジラは「自然災害(害獣)」か、「国または国に準ずる組織による我が国に対する急迫不正の武力攻撃」かで
夕食時に ミリタリーオタクの息子と議論を交わす我が家ではありますが
弊社における事業継続計画においても、モスラが社屋にまゆを作った場合の事務所の確保についてや、
イナゴ大量発生における安全走行・ゴミ収集対策など 映画や聖書を凌駕するほどの大胆なイマジネーションで
あらゆるシーンを想定することが 備えることの第一歩です。
我が国の自衛隊は 自然災害や防衛に対して沢山の想定とそれに対する綿密な対策を策定すると共に日々の訓練を積み重ね備えてくださっているのでしょう。CSR社会貢献チームに所属するナンノくんは前職自衛官だったので 色々と聞いてみたいと思います。
防災お役立ち情報
日々 事業継続について考えてくれているBCPチームは 私たちの生活に役立つ防災情報を多く発信してくれています。BCP災害対策委員会のカテゴリより記事が読めますので ぜひ読んでみてください。もちろん 他のチームもお役立ち情報や ゆるい投稿で笑顔を提供していますのでどうぞお楽しみください。