荷積はテトリスのように
皆さんこんにちは!
最近はだいぶ涼しくなってきましたね。
涼しくなってきてすごしやすくなってきたこともあり僕は暑いからと先延ばしにしてきた、引き出しの整理をしました。
適当にものを入れすぎて開かないくらいになっていました笑
そんなどこから手をつけていいのか分からないくらいの引き出しでしたが、パズルをするように考えながら入れ直していくとさっきまでいっぱいだったのが嘘かのように綺麗に収納出来ました。
そう、意外とモノを減らさなくても、ちゃんと考えて入れ直せば、かなりかさが減ってスッキリ収納できるんです。
実はこれはトラックなどの荷積みも同じで、ゴミの引き取りに行った先で、パッと見てこのゴミの量載せきれるかな、、と思う量があってもちゃんと考えれば意外と余裕で載せられたりします。
初心者とベテランで荷積みはどれくらい変わるの?
僕は最近少しずつ引き取り先で荷積みをさせてもらって練習しているのですが、
そんな初心者の僕と、この道20年以上の超ベテランの林、同じゴミを荷積みしたらどう違いが出るのかやってみました!
[先攻]草葉
かかった時間は約10分で
このように積みました。
[後攻]林
かかった時間は約6分30秒で
このように積んでいました。
ベテランの荷積みにはこんな工夫が
林の荷積みはただ早くて綺麗なだけではなく、お客様のことを考えて、できる限りかさが少なく見えるよう、丁寧にミッチリ積んでいるんです。
また重いものを上の方に積むことでかさを抑えながらさらに軽いものなどが飛ばないように工夫されています。
僕の荷積みのように1番上に波板などの軽いものを積んでしまうと、シートやロープをしていないと、走行中に風で飛んだり、落下して事故に繋がったりする可能性があってとても危険です。
逆に林のように重いものを上に積んでおけば、ある程度のかさであればシートやロープなどをしていなくても、走行中に積載物が落下する可能性もかなり低くなります。
シートやロープでの固定方法
かさが高かったり、積んでいるものが軽くて飛びそうな時にはロープやシートをかけて、飛んだり落下したりしないようにしっかり固定して走行します。
シートはゴムを引っ掛けるだけなのでお手軽で簡単にできます。
ロープは慣れるまでは難しいですが、なれると融通が効いて意外と便利だったりします。
結び方については色々やり方があるのですが、今回はその中のひとつを林がロープをかけている所の写真を使ってご紹介したいと思います。
※動画ではなく写真なのでどうしても分かりにくくなってしまいますが、ご了承ください。
①のように右手で輪を作ります。
②左手に持っているロープの上に輪をのせます。
③左手で持っているロープを輪に2回巻き付けます。
※その時2回目に巻く方が下側に通るようにする。
④巻いたところを持って引っ張っり〆ます。
⑤下側にも輪ができるので、そこに残りのロープを通して下側の突起にひっかけます。
そして〆た所を持ち、手前に引いてから残りのロープを下に引きます。
⑥ロープがしっかり張っていて、ものをしっかり固定できていたら、突起の所にロープを2回巻いて〆めて完成です。
このような手順でロープをかけます!!
これは軽トラックなどでも使えるので、詳しく知りたい方はGoogleやYoutubeなどで是非調べて見てください!
僕は最初、荷積みが苦手でしたが先輩方に教えてもらいながらやっていくにつれてテトリスのような感覚で楽しくなって来ました。笑
皆さんも荷積みをする機会は少ないかもしれませんが、引き出しの整理の時などに少し考えながらものを入れてみると意外と楽しみながらできるかもしれませんね!
リスクアセスメント委員会 草葉 優真