能登半島視察から考える★災害廃棄物処理において我々のできる事

えー 6月です。すっかり半ば。おやつに仏壇のお下がり(一力総本店さんの若鮎)をいただきました。
すっかり6月なんです。ムシムシしてるんです。でもこれは5月のブログなんです。すみませんすみません。

今回は4月の能登半島の災害廃棄物処理現場の視察の内容を軸に、我々が被災した時のゴミ対策や日ごろの心がけなどをお伝えする内容で 阪神大震災から30年の節目の年になる2025年の大阪環境カウンセラー協会総会にて1時間お話させていただきました。
私自身も災害廃棄物処理についてわからないことだらけだったところ、能登半島の輪島や七尾市で処理の先頭に立っている家村商店の古山パイセンのアテンドのもと 視察で大変勉強させていただけました。パイセンに深く感謝するとともに、BCPやエコアクションでアドバイスくださる良き環境カウンセラーの先輩である花村さんのお声掛けにより登壇することもあって、機会をくださったみほさんにもほんとに感謝いたします。






近年の災害の傾向として 被害規模は地震がやはり大きいのですが、発生件数で言うと台風や洪水が圧倒的に多く、地球温暖化に起因する気象災害であって 残念ながら年に何度も、毎年起こるリスクが高いと考えられます。防災力の強化だけでは厳しく、企業だけでなく、各個人でもしっかり脱炭素社会実現に向けた取り組みを始めていただきたいと訴えました。






知って応援買って応援を支援してくださる リブート珠洲さんの被災地復興支援ツアーに参加して、各地の被災状況を説明させていただきました。災害廃棄物処理現場は古山さんのアテンドで能登半島最大規模のタケエイさんの仮置き場にお邪魔させていただきました。画像は家村商店さんが処理する災害廃棄物の木材リサイクルです

能登半島で公費解体されたお家の木材など、家村商店さんで処理されたものの多くが奈良県の処分場さんに搬入されたとのこと。今度一緒に奈良にお話を伺いに行くことを計画しています。また 能登半島にもまた訪れ、微力ながら復興のお手伝いをしていきたい。



具体的に 今からできることをお伝えしましたが、行政とのチャンネル についてアンケートで質問をいただきました。
被害の状況や、避難勧告などのアナウンス、避難場所や支援物資など 情報が命をつなぐために重要だと考えましいた。従来の防災無線が機能する災害もあれば、無理な場合もある。市役所も被災していた場合 同情報発信するのか。行政もたくさんの代替手段を考えてらっしゃると思いますので、皆さんのお住まいの地域の 公式LINEやアプリ、HPの登録、自治会への参加など ひとつでも行政とのチャンネルが多く持てることが望ましいです。






5章では みんなで参加する持続可能な防災の事例として ぼうさいこくたいや 事業継続推進機構、土砂災害をなくすためにどんぐりを育てるソマノベースさん、そして 岡山豪雨で被災した経験を伝えるクラウドファンディングに挑戦されている 倉敷市川辺地区の自主防災組織あるくさんの取り組みを紹介させていただきました。私もクラファン支援させていただきました~絵本は届いたら会社に置きますので、ぜひ読みに来てくださいね。

この講演が終わった翌日 朝から岡山県倉敷市真備町川辺地区へお邪魔し、地域の方が主催する防災フェスに BCAO関西でもお世話になっている日本防災士会大阪副支部長の田中さんと参加してきました。次月はその様子をお話しできたらいいかな~。
そろそろ熱くなってきましたので 停電・暑さ対策や防災バッグの衣替えのネタも ぶら下げますね~
