【BCP】平時は楽しく♪災害に備える!~フェーズフリーで叶える“持ち出さない”自走型BCP〜

皆様、こんにちは!BCPチームです。
秋が深まり、防災や地域貢献について考える機会も増えてきました。 私たちBCPチームが常に掲げているのは、分厚いマニュアルを「覚える計画」ではなく、いざという時に**「動ける計画」**です。
そして今、私が最も大切にしているキーワードがあります。 それが、「持ち出さない(自己犠牲に頼らない)持続可能な備え」、すなわち「フェーズフリー(日常と非常時の境目をなくす)」という考え方です。
今回は、私たちが実践している「平時に楽しく・役立ち、有事に強い」新しいBCPの取り組みをご紹介します!
■ 1. 防災は「持ち出し(自己犠牲)」から「日常の循環」へ!
従来のボランティアや防災対策というと、どうしても「時間や費用を自己負担する(持ち出す)」「被災した時だけ一時的に助けに行く」といった、我慢や自己犠牲のイメージが強くありました。しかし、これでは継続が難しく、いざという時に十分な力を発揮できません。
これからの時代に必要なのは、日常の業務、人の成長、環境への取り組みが、そのまま有事の強い備え(地域の防災力)に変わる「自走型BCP」です。
平時は楽しく仕事やスキルアップに役立ち、有事にはそのまま命や地域を守るリソースになる――。そんな私たちの取り組みをいくつかご紹介します!
■ 2. 【重機 × 人材育成】目指せ“重機おばちゃん”!?日本笑顔プロジェクトでの挑戦
大規模な地震や豪雨災害が発生した際、復旧の大きな壁となるのが「土砂や瓦礫(がれき)による道路の塞がり」と「それを撤去する重機オペレーターの不足」です。
そこで私たちは、「特別な誰かに頼る」のではなく「自社で重機を動かせる災害支援人材を育てよう!」と考え、災害復興支援で実績のある日本笑顔プロジェクト様にて、「小型車両系建設機械特別教育」を受講してきました!
異業種の仲間と学んだ熱い1日
会場には、私たちのほかに「会社の冬の除雪作業に役立てたい」という会社員の方や、「セカンドキャリアを見越して技能を習得したい」という方、さらに薬剤師さんや事務員さん、私を含めた3名の女性陣など、多様な背景を持つメンバーが集まっていました。
レバー操作は超マルチタスク!現場の職人さんは「神業」だった
実際に小型バックホウ(ユンボ)の操縦に挑戦してみると、これが想像以上に難しい! アーム、ブーム、バケツの角度調整に加え、機体の旋回、クローラーでの前後進、排土板の上げ下げなど、頭と手足をフル稼働させるマルチタスクです。
「街の工事現場のおじさんたち、スムーズに動かしていて本当にすごかったんだ…!」と大感動。今後は街中で工事現場を見かけるたびに、見事なレバーさばきを食い入るように観察してしまいそうです(笑)。
これで終わりじゃない!“重機おばちゃん”への道
今回取得した「小型」の資格だけでは、先月納車されたばかりのホイルローダーや、会社でメイン活躍している大型ユンボを動かすことはできません。 だからこそ、私の挑戦はここで終わりではありません!すでに次回11月29日には「解体」の特別教育受講も決定・エントリー済みです。これからの数年で技能を磨き、会社にある大きな重機も乗りこなせる“重機おばちゃん”を目指していきます!
持ち出さない仕組み(重機 × nuovo)
この取り組みの真骨頂は、重機を所有して「nuovo(ノーボ)」等でシェア・運用し、レンタルフィー(対価)を得ながら、サブスク講習で日常的に操縦スキルを維持できる点にあります。自己負担にならず、平時のビジネス・教育と有事の支援が完璧に噛み合った、持続可能な自走モデルです。自社の社員研修にも 社外の方の技能実習にも 素晴らしい仕組だと思います。

■ 3. 【モビリティ × 共助】日本カーシェアリング協会との連携
車の「所有」から「共助(シェア)」へと繋げる取り組みも、私たちが大切にしているフェーズフリーな備えの一つです。
私たちは日本カーシェアリング協会様の「防災支援カーシェアリング」を活用し、平時は自社の移動や日常業務で車(パッソなど)を活用しています。そして、千葉水害などの被災地で車が不足した際には、その車両を被災地支援のためにスムーズに還元・循環させています。
日常の移動経費がそのまま協会の活動を支え、有事には被災地を助ける足になる。これぞまさに、無理なく日常の中に組み込まれたフェーズフリーな備えです。
■ 4. 日常の中に溶け込む「フェーズフリーな備え」あれこれ
重機やカーシェア以外にも、私たちの身近には「平時に楽しく、有事に強い」仕掛けがたくさんあります。
- 太陽光パネル & 再生可能エネルギー: 平時はCO2削減や電気代節約に貢献し、有事には停電時の非常用電源や地域の充電拠点として大活躍します。導入予定のEVパッカー車は大きな蓄電池に。
- MODRINAE(戻り苗): 平時はオフィスでどんぐりの苗木を愛着を持って育て(水やりを楽しみ)、育った苗を山へ戻すことで、有事には山林の保水力を高めて土砂災害を防ぎます。同時に我々が排出する温室効果ガスの削減も目指しています。
どれも「義務感」や「持ち出し」ではなく、平時に楽しく関わることが、そのまま未来の安心に直結しているのがポイントです!
■ 5. 【次回予告】10/17水害対策BCP訓練 & ぼうさいこくたい島根へGO!
「持続可能な備え」をさらにアップデートするため、私たちは止まりません!
★ 10月17日(土):社内BCP訓練(水害・土砂災害対策) 今年多発している水害・土砂災害に備え、全社で実践的な訓練を実施します!重機講習での知見や現場での動きもしっかり確認します。
★ 10月18日(日):ぼうさいこくたい(島根) 日本最大の防災イベント「ぼうさいこくたい」へ、最新の持続可能な備え(フェーズフリーな新ネタ)を探しに行ってきます!
社内訓練の様子と、ぼうさいこくたい島根での感動の現地レポートは、次回12月掲載のブログ記事でたっぷりお届けしますので、ぜひお楽しみに!
「我慢して備える」から、「平時は楽しく♪災害に備える!」へ。 これからも、みんなで楽しみながら地域の防災力を高めていきましょう!
