大雨台風時の備え みんなでタイムラインプロジェクト
先日各地に大きな影響をもたらした2023 (令和5)年梅雨前線による大雨及び台風第2号。被害が発生した地域の一日も早い復旧・復興を心よりお祈りいたします。また、被害に遭われた方々が一刻も早く安心して暮らせるよう、必要な支援や援助が行き渡ることを心から願っています。
今回も早めに公共交通機関の計画運休や避難指示が出た地域も多く、命を守るための早めの行動が根付いてきたように感じました。私たちの収集区域は自然が多く造成地も少なくないので、土砂災害・洪水に注意しながら廃棄物収集を行います。そのために内水反乱・土砂災害対応の危険個所区域の地図を全車に備え、社員の安全を優先し、事業継続可能な体制を構築しています。
避難行動チェックリスト マイ・タイムライン
令和3年5月より避難指示が改訂されましたが、まだまだ浸透していないのか。先日避難行動した知人も避難所にもうひと家族しかいなくてびっくりしたと言っていました。「避難したけど何もなくてよかったね。」その積み重ねが「命が助かったね」につながります。今一度 ご家族での避難行動・マイタイムラインについて確認をお勧めします。
改訂された避難指示と土砂・浸水・洪水災害の危険度分布がわかるキキクルについて2022年10月のブログに 書いてますのでご一読ください。
マイ・タイムラインは住民一人ひとりのタイムラインであり、台風の接近によって河川の水位が上昇する時に、自分自身がとる標準的な防災行動を時系列的に整理し、とりまとめるものです。 時間的な制約が厳しい洪水発生時に、行動のチェックリストとして、また判断のサポートツールとして活用されることで、「逃げ遅れゼロ」に向けた効果が期待されています。
国土交通省下舘河川事務所のみんなでタイムラインのページがわかりやすく、子供向けの逃げキットなどリンクもあるのでご紹介します。★みんなでタイムラインプロジェクト★ | 下館河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局 (mlit.go.jp)
今ここは大丈夫?確認できるサイト キキクル
家の近所の川の水位大丈夫?って心配になっても見に行っちゃだめです!
今、どこで、どのくらい危ないのか?自分の周囲は安全なのか?
気象庁では、大雨による災害の危険度の高まりを5段階の色分けで地図上に表示する「キキクル(危険度分布)」を公表しています。災害発生の危険を察知し、安全なうちに避難するために、「キキクル」の情報をお役立てください。
キキクルについての政府広報オンラインから 無料で通知してくれる民間サービスのリンクもありました。
キキクルではリアルタイムの危険度や 過去の災害事例の状況が確認できるページがあります。
普通救命講習&171訓練 実施しました
こども110番の家&動くこども110番に参加しているわが社でずっと実施したいと考えていた 全社員の救命講習受講。コロナ禍で延期になっていて、枚方寝屋川消防組合様のご協力によりようやく実施することが出来ました。
感染予防のために3日間に分かれての実施でしたが、一人1体で胸骨圧迫の詳しい実習、そして3~4人のグループに分かれてのAED実習では役割分担して繰り返しロールプレイが出来ました。また、わが社の想定に合う質疑応答も熱心に行えたので逆に良かったかも!私自身は神戸市消防局・防災士講習に続き3回目の受講になりましたので、しっかり身につきました。
明和署の皆様 丁寧なご指導くださいまして 本当にありがとうございました。
レジリエンス認証の更新申請も提出でき、認証取得後の2年でレジリエンス力が強化できたか問われます。次は2か月後になる寝屋川興業の更新申請。5~6月に実施した171訓練と消防訓練、チームメンバーが受講した訓練演習セミナーの内容など反映させ、一歩一歩着実に事業継続力の強化につなげて、社員と排出事業者様・地域の笑顔を守る組織として成長していきます。
今月もお読みいただきありがとうございました。~次月は 防災に役立つ資格など お伝えしたいと思います~