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率先避難者になろう~稲むらの火の館から学ぶ防災行動

率先避難者になろう~稲むらの火の館から学ぶ防災行動

 3月は実に3回も和歌山県に訪れる機会をいただきました。祖母の出身が和歌山県なので子供のころは毎年夏は白浜!という感じでしたが、大人になってからは仕事ばっかり。今年は仕事で日帰り2回、母子旅行で大好きなお宿に一泊して骨休めしてきました。また、去年の二月 南紀田辺マラソンに出場した帰りに立ち寄る計画していたのにどうしても訪れることがかなわなかった 和歌山県広川町にある津波防災教育施設である「稲むらの火の館」も2年越しの目的でした。

稲むらの火の館と濱口梧陵

稲むらの火の館は、濱口梧陵記念館と津波防災教育センターからなる防災教育施設です。この地をおさめていた濱口梧陵は、1854年の安政南海地震津波で、稲むらに火を灯して村人を高台へ避難させ、多くの命を救いました。その後、彼は復興事業として堤防を建設し、地域を未来の津波から守るため尽力しました。この堤防は現在も史跡として残っており、毎年10月第3土曜日には地域の防災意識を高めるための伝統行事「稲むらの火祭り」が開催されています。

貴重な材料資源としての稲むらに火を放ち 避難誘導して多くの村人を救った

館内では、梧陵の人生や功績を映像や展示で学べるほか、防災体験室で自助・共助について具体的に学べるコンテンツが充実しています。

世界津波の日と津波防災教育

11月5日は「世界津波の日」として国連が制定した日であり、日本では「津波防災の日」としても知られていますが、知らなかったことに1854年のこの日、安政南海地震で梧陵が率先避難者として活躍した逸話に基づいて2015年に国連総会にて定されたそうです!第3回国連防災世界会議(2015年3月)と「持続可能な開発のための2030アジェンダ」をフォローアップし、津波防災の意識向上を図るため制定したもので、以降世界中で津波への備えを啓発するイベントが行われ、防災意識向上に役立っています。

率先避難者とは

率先避難者とは、危険が迫っているときや危険情報を受けたときに、自ら率先して避難行動を起こす人のことを指します。濱口梧陵の「稲むらの火」の逸話は、率先避難者の典型的な例です。1854年の安政南海地震の際、梧陵は稲むらに火を放ち、村人を高台へ避難させました。この行動により多くの命が救われました。

率先避難者の重要性

  1. 自己防衛: 率先避難者は自らの命を守ることができます。
  2. 他者への影響: 率先避難者の行動は周囲の人々にも避難を促し、多くの命を救う可能性があります。
  3. 正常性バイアスの打破: 人々は災害時に「自分は大丈夫だ」と思い込む正常性バイアスに陥りがちですが、率先避難者の行動はこれを打ち破る効果があります。

現代における重要性

現代社会においても、率先避難者の役割は非常に重要です。実験結果によると、避難した人の約3割が「避難をした人を見て」避難したという報告があります。これは、率先避難者の存在が他の人々の避難行動を促進することを示しています。

目指せ!率先避難者

率先避難者になることは特別な道具や技術を必要としません。災害時に冷静に状況を判断し、自ら避難行動を起こすことが重要です。この行動が自分自身だけでなく、周囲の人々の命を救う可能性があることを認識し、積極的に率先避難者となる意識を持つことが大切です。

災害時 社員の命を守るだけでなく、多くの人の避難のきっかけになるような行動がとれるように、毎年2回の教育訓練を重ねていきたいと思います。

BCPチームブログ たま社長でした

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