防災★熊との遭遇に備える~オールハザード対応事業継続計画
秋の期間がありましたか?やっと過ごしやすくなったかと思えば、寒さしみる今日この頃。11月ですが10月のBCPチームブログです。
毎年秋に防災・事業継続訓練を実施している弊社。今年も10/11の私のお誕生日の土曜日にBCP訓練を実施いたしました。数年前の大きな台風対応をフローチャートにまとめ、その実効性を確認することを目当てとしました。新人含め全員の理解を深めるとともに、復旧作業までを盛り込んだチャート。11/3に実施した訓練振り返りMTGでは、確認情報の更新が必要など 課題もたくさん確認でき 次のシーズンまでにしっかり改善し、どんどん実効性の高い台風対策を作り上げたいとリーダーはじめチームメンバーで改善スケジュールを策定しました。
レジリエンス認証登録更新審査 無事終了
2025年は2度目の更新審査の年で、夏のエンタープライズ山要の審査に続き、寝屋川興業も更新審査を無事終了いたしました。夏の審査で指摘された事業継続戦略を盛り込み、さらに事業継続力の強化を目指す内容で 2次審査では多くの気づきやアドバイスをいただき 大変良い時間となりました。審査結果はもう少し後ですが、私たちBCPチームは 地域防災・社員を守るために粛々とリスクマネジメントに努めます。
クマージェンシー!京田辺でもクマ出没!
今年は全国的に熊被害が相次ぎ、高槻市や京田辺市など どんどん南下してきて弊社の収集区域に近づいてきています。寝屋川市や交野市は緑の多い地域ですので、山に近いところはリスクが低いとは思えません。社員を守るためにも「熊に遭遇した場合の対策」を緊急にシェアする必要があると考えます。

クマに遭遇する前の対策
●熊の出没情報や目撃情報を調べることが重要
●熊鈴やラジオなど常に音を出すアイテムを身に付け、人の存在を熊に知らせる
●食料や匂いの強い物は密封し、放置しない
熊と遭遇した場合の行動
●遠くに熊を見つけたときは、静かに背を向けずにゆっくりと後退
●決して背中を見せて走って逃げないでください。熊は本能的に追いかけてくることがあります。
「50m以内で熊が明らかに接近してきた場合は自分を大きく見せ、倒木や岩など高い場所に立ち、威嚇することが推奨」との情報もありますが、社員には取らせたくない行動です。ほんまに有効なんやろか
熊が襲ってきた場合の最終手段(命を守る体勢)
●すぐにうつ伏せになる
・地面にうつ伏せで体を伏せます(仰向けや横向きは不可)。
・腕や手でしっかりと頭部・顔・首の後ろを覆い、重要な箇所を守ります。
●足を閉じて膝を曲げる
・下半身は両足を閉じ、膝を曲げて体を小さく丸めるイメージで守ります。
・腹部など致命傷となる部位を地面側に隠し、できるだけ露出を減らします。
●両手は首の後ろで組む
・両肘を前に出すようにして、両手で首のうしろをしっかりガードします。
・頭部や顔を手で覆うことで、噛みつかれやすい部位への攻撃を軽減できた事例が報告されています。
●動かず、じっと耐える
・絶対に動かず、叫ばず、熊が離れるまで耐えます。
・熊は動くものに本能的に攻撃するため、じっとして反応を減らします。

クマの鳴き声も聞いてみよう
先日 SNSで流れてきたクマの鳴き声動画が 想像していた「ガオー」ではなく、ものすごく意外だったので社内でシェアが必要だと感じました。おじさんのオーイと叫んでる声に聞こえるそうです。
youtubeでも クマに遭遇されたときの動画をまとめられたものをヒデチャンネルさんがアップされていました。皆さんもぜひお聞きいただきたいです。
クマ忌避グッズ
熊撃退スプレーや熊鈴、熊ホーンなどの他、爆竹や笛(ホイッスル)などもクマよけグッズとして紹介されています。防災対策もかねて 全社員にホイッスル携帯させるか。そのほか 蚊取り線香で獣よけになるという情報もありました。
しばらく クマの出没情報とクマよけグッズについて 情報収集に励みたいと思います。
人的被害も出てしまった東北地方では 自衛隊要請もされ、いかに緊急な事態かということがわかります。これ以上被害が出ないよう願います。地球温暖化やメガソーラーパネル事業など クマの大量出没の原因と言われていますが、我々もCo2削減など少しでも貢献していきたいです。
